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メタボなオヤジがぐうたらしながらロードバイクで痩せようと企む記録です。2010年からブルベをはじめて8年連続SR取得。

三方五湖と天橋立サイクリングの旅その3:3日目後半(天橋立観光と伊根までサイクリング)

だいぶ更新が滞ってしまいました。三方五湖と天橋立サイクリングの旅の最後の更新です。

3日目の後半です。伊根の集落で舟屋観光をしてから再び天橋立まで戻ってもう一度絶景を楽しんでから夕方の電車で帰ります。

【伊根集落】
狭い道に沿って家が建ち並ぶ(4/2 11:34@与謝郡伊根町平田)
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伊根湾巡りの観光船の船着き場は伊根集落の西の入口にあって、集落の中心部にある観光案内所までは約1.5km離れています。伊根湾に浮かぶ青島と亀島を右手に見ながら小さな岬を回って集落の中に入って行きます。狭い道の両側には家が建ち並んでいて、海側の家は舟屋が並んでします。中には舟屋を改装した宿もありました。

向井酒造の伊根満開は売り切れ(4/2 11:34@与謝郡伊根町平田)
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集落の中をゆっくり進んで行くと左側に向井酒造のお店がありました。女性の杜氏が造る赤い日本酒「伊根満開」という古代米(赤米)でつくられた日本酒が人気だそうで、買って帰ろうと思っていましたが、残念ながら全サイズが売り切れになっていました。

舟屋を眺められる伊根浦公園(4/2 11:36@与謝郡伊根町平田)
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そろそろお昼でも食べたいと思ってレストランをチェックしながら走ります。すぐに伊根集落の中心に着きました。信号機のあるY字路の右側に伊根浦公園があります。ここからは左手に並ぶ舟屋の様子がよくわかります。バイクラックもあるので、自転車を停めて、道路の向かいの伊根町観光協会2階にある舟屋食堂に行ってみます。1階でメニューを見てから階段で2階に行くといっぱい待っている人がいたので諦めました。

舟屋見学(4/2 11:46@与謝郡伊根町平田)
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気を取り直して先に進みます。すぐ先のT字路は交通整理の係員がいて車を誘導していました。港前の七面山駐車場を過ぎて小さな岬を回るとまた道の両側に家が並んでいます。舟屋見学ができるところがあったはずと思い進んで行くと右側に小さく「舟屋見学できます」と書いてありました(道路の向かい側に駐輪場がありました)。

舟屋の内部の様子(4/2 11:47@与謝郡伊根町平田)
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見学できるのは「幸洋丸」というところです。¥200を払って舟屋の中に入ります。船が直接海に出られるようになっていて、船のほかにも漁具や昔の様子などが展示されていました。

舟屋越しの青島(4/2 11:47@与謝郡伊根町平田)
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幸洋丸からは伊根湾に浮かぶ青島がちょうど正面に見えています。この構図は映えエスポットとして伊根の舟屋の案内によく出てきますね。舟屋の軒下では干物を作っていました。

INE CAFEへ(4/2 11:52@与謝郡伊根町平田)
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幸洋丸からさらに先に進みます。お目当てはもうひとつの映えスポットのINE CAFEです。幸洋丸からは100mくらいなのですぐです。ここもバイクラックがあるので自転車はそちらに置いておきます。INE CAFEは「舟屋日和」という観光交流施設の一角にあるCAFEで敷地内には割烹や祭礼船の艇庫などがありました。

映えスポット(4/2 11:54@与謝郡伊根町平田)
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CAFE1階の片隅にあるこの映えスポットもよく伊根の観光案内で見かけます。1階のカウンターでケーキセットなどを買って2階の席で伊根湾と舟屋を見ながら食べるようになっていますが、写真だけでも快く撮らせていただけました。

お昼を食べましょう(4/2 12:06@与謝郡伊根町平田)
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INE CAFEの隣の寿司割烹はちょっとお高めなので、バイクに戻って集落の中心の方へ引き返します。高台にある道の駅のレストランも考えたのですが、自転車で行くのが遠回りでちょっと面倒なのと、さっき酒屋さんのそばで良さげなお店があったのでそこまで戻ることにしました。
向かったのは観光協会の少し先の右側にある「うらなぎ丸」です。2022年の4月にオープンしたばかりの古民家を生かした食事処です。地元の水産会社が経営していて、毎朝定置網から水揚げする魚介を使ったメニューが売り!だそうです。

海鮮丼まいう~^^(4/2 12:14@与謝郡伊根町平田)
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メニューはお造り定食に海鮮丼、地魚フライ定食と若鳥の唐揚げ定食からの選択でした。お客さんが食べているのを見て美味しそうに見えた海鮮丼を頂きます。海鮮丼が運ばれてきたとき、板さんがお魚を一つ一つ説明してくれたのですが、もう忘れてしまいました(^^ゞ。でも美味しかった~♪


【伊根~天橋立】
大島の舟屋(4/2 12:42@宮津市大島)
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お腹も満足して伊根を後にしてきた道を通って天橋立に戻ることにします。伊根湾巡りの観光船の船着き場を過ぎて左折して大島の岬を回って行くと大島集落の舟屋が少しだけ見えました。そのまま下って集落の中を抜けて行きます。

帰りは追い風♪(4/2 12:52@宮津市長江)
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岩ケ鼻で国道178号線に戻って左側に若狭湾を眺めながら南下します。晴れたので左後方にははるか遠くに冠島と沓島も見えていました。来るときは向かい風で20km/h以下になったりしていましたが、帰りは追い風に乗って楽に帰って来ることができました。帰りも途中の日置郵便局隣のガソリンスタンドの自販機で給水&休憩してきました。


【ふたたび天橋立観光】
一の宮桟橋まで戻って来た(4/2 13:24@宮津市江尻)
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天橋立まで戻るには阿蘇海に沿ってぐるっと反時計周りに海沿いを走って行くルートがありますが、手持ちのフリー切符で天橋立観光船にも乗ることができます。せっかくなので海の上からも天橋立を眺めてみたいところです。自転車運送代¥300を追加で払えば自転車もまま乗れるというこtなので帰りは観光船に乗って行きます。

改札待ち(4/2 13:30@宮津市大垣)
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一の宮桟橋発天橋立桟橋行きの便は毎時15分と45分発です。次13:45発の便の改札を待っていたら、改札直前には長蛇の列になっていました。小旗も持った添乗員さんが台湾からの大勢の団体を連れていました。

そのまま後部デッキに載せてもらった(4/2 13:44@宮津市大垣)
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早めに並んでいたお蔭で改札後すぐに乗船できました。係員に後部デッキに誘導されて、固定しないので「しっかり持っていてくださいね。」と念を押されました。

船で阿蘇海を横断(4/2 13:47@宮津市大垣)
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観光船は定時に出航しました。バックで出発して船着き場を離れると、向きを変えてから阿蘇海を進んで行きます。観光船の後ろからはカモメとトンビがついてきます。餌のかっぱえびせんがお目当てです。

戻って来た(4/2 13:55@宮津市文珠堂岬)
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波もない阿阿蘇をすべるように進んで、10分ほどで天橋立桟橋に到着しました。接岸してから下船までは少し時間がかかりましたが、短いけど楽しい船旅でした。

ビューランドへ(4/2 14:04@宮津市文珠)
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観光船を降りて、天橋立駅の裏側にある天橋立ビューランドに向かいます。午前中に行った傘松公園とは反対側から天橋立を眺めてみたいと思います。こちらは天橋立を南側から眺めるので日中が順光の眺めとなります。午前中に北側にある傘松公園に先に行って、午後にビューランドに来たのはできるだけいい光線で絶景を楽しみたかったからです。

リフトで登ります(4/2 14:08@宮津市文珠)
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天橋立ビューランドはフリー切符の適用外なので、窓口で切符を買います。こちらもモノレールとリフトがあるのですが料金はどちらも同じです。待ってるのは好きじゃないので待ち時間のないリフトを選択(笑)。ゆらゆら揺られながら登っていきます。

ビューランドに到着(4/2 14:15@宮津市文珠)
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山頂駅までは6分ほど。リフトを降りて少し上るとビューランドのゲートが迎えてくれます。ビューランドは遊園地になっていて、絶景を楽しむだけでなく、観覧車やSL、サイクルカーなど子供も楽しめるので家族連れでにぎわって賑わっていました。

飛龍観(4/2 14:16@宮津市文珠)
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左手にある展望台からは飛龍観と呼ばれる天橋立の絶景を見渡すことができます。天を飛ぶ龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれている。こちらの展望台にも股のぞき台がありました。真ん中の天橋立を境に左側が内海の阿蘇海、右側が宮津湾です。遠く伊根まで見えます。

高度感のある飛龍観回廊(4/2 14:28@宮津市文珠)
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展望台からの眺めも十分に絶景ですが、展望レストランの向こう側には飛龍観回廊と呼ばれる延長約250m、高さ最大約8.5mの回廊があって、360度のパノラマを楽しむことができます。回廊部分は「龍」の体をイメージしているそうです。幅が狭いので一方通行になっていて、途中で止まると後ろが使えてしまいますが、回廊からの眺めは高度感もあって迫力がありました。

絶景を眺めながら下ります(4/2 14:38@宮津市文珠)
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好天と順光で綺麗な景色を思う存分楽しんでビューランドを後にします。下りのリフトは絶景を正面に眺めながらゆっくりと下って行きます。

名物黒ちくわ(4/2 14:51@宮津市文珠)
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帰りの電車は天橋立駅16:53発のタンゴリレー6号を予定しているのでまだ時間があります。見たかったところにはすべて行けたのであとはゆっくりお店を見たりお土産を買ったりしたいと思います。知恩寺の参道に戻ってくると、お土産物屋さんの店先で宮津名物の黒ちくわを売っていました。早速買って店先で焼きたてをいただきます。普通のちくわはスケトウダラなどの白身魚のすり身が使われていますが、宮津の黒ちくわはイワシやアジなどの青魚が使われているので黒っぽいのだそうです。竹筒の周りのすり身は外側はパリパリで中はふわふわ。アツアツでしたけど美味しかったです。

小天橋を散策(4/2 15:07@宮津市文珠)
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対橋楼を右に曲がって廻旋橋を渡ってもう一度天橋立に行ってみます。大天橋の手前の日本三景碑のところで右手に続く小道を歩いて宮津湾に面した砂浜に出ます。左手には大天橋が見えます。こちら側は波が少しありました。途中の東屋で座って海を眺めていました。

知恵の餅でも(4/2 15:27@宮津市文珠)
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もう一度廻旋橋を渡って知恩寺の参道に戻ってきます。駅に行く前に名物の知恵の餅を食べて行きます。ちょうど他にお客さんがいなくなったところで、お店のおばさんに「今朝からこの辺にいたよね?」と聞かれてしまいました。赤いジャージで目立っていたそうです💦 

お茶とお餅でまったり~(4/2 15:29@宮津市文珠)
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少し疲れて脚に来ていたので甘いお餅とお茶でまったりと休憩しました。知恵の餅が美味しかったので家へのお土産にも買って帰りました♪

黒松が停まってた(4/2 16:00@宮津市文珠)
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早めに天橋立駅に行って輪行準備をします。ちょうどホームにはレストラン列車の丹後くろまつ号が停まっていました。16:05発の西舞鶴行はお一人様¥5,000のスイーツコースですね。ランチコースだと¥14,000!!でも大人気みたいです。いつか乗ってみたいかも(^^;

たんごリレー6号がやってきた(4/2 16:52@宮津市文珠)
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16:53発のたんごリレー6号は2両編成のKTR8000形の車両でした。工業デザイナーの水戸岡鋭治さんのデザインで「海の京都」をイメージした「丹後の海」としてリニューアル改造された車両です。乗ってみたかったので乗れてよかった。ここから宮津経由で福知山までは特急の自由席もフリー切符が使えます。

宮津湾ともお別れ(4/2 16:55@宮津市万年)
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天橋立駅を出発して少しの間、左手の車窓には宮津湾が見えています。3日間のサイクリング&乗り鉄の旅も終わりかと思うとちょっと寂しい気がします。夕日を浴びて青く輝く宮津湾が印象的でした。

宮津駅に停車中(4/2 17:01@宮津市鶴賀)
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満席にならないか、自転車が置けるのか心配していましたが、幸いにも満席にはなりませんでした。とは言うものの、自転車を置くスペースがないので、車掌さんに相談してデッキに置かせてもらいました。
次の宮津で進行方向が変わりますが、途中は大江駅にしか停まらないので、大江駅で開かない側の方に自転車を置いておきました。京都丹後鉄道宮福線は結構山間を走っていて、辛皮~大江山口内宮の間は秘境感もありました。携帯のアンテナが立っていないところもあったし・・・。

福知山で乗り換え(4/2 17:43福知山市駅前町)
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福知山駅には定刻の17:33に到着しました。いったん改札を出て丹鉄の切符売り場で硬券の入場券を買ってからSUICAでJRの福知山駅に再入場します。乗り換えるのは17:49発の特急きのさき20号京都行ですが、すでに到着していました。

福知山城がお見送り(4/2 17:50@福知山市岡ノ三町)
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定刻通り福知山駅を出発します。左手には由良川の支流の脇の高台に建つ福知山城の天守閣が見えました。「どうする家康」をやっていますが、ライバルの明智光秀が築いたお城ですね。

由良川沿いを走る(4/2 17:50@綾部市和木町佐々戸)
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特急きのさきは由良川に沿って山陰本線を走って行きます。途中園部の手前くらいまでは車窓を楽しむことができました。

京都に到着(4/2 19:07@京都市下京区東塩小路釜殿町)
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京都には定刻通りに19:07に31番線に到着しました。輪行袋がズッシリと重くて、新幹線ホームまで遠かった・・・・・。夕飯にお弁当を買ってのぞみに乗り込んで帰路につきました。次はどこへ行こうかな~?


~~~おしまい~~~


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三方五湖と天橋立サイクリングの旅その3:3日目前半(天橋立観光と伊根までサイクリング)

3日目は、輪行で天橋立駅まで移動した後、天橋立の中を走って傘松公園に行き、絶景を楽しんだ後、伊根まで走って舟屋観光です。午後は再び天橋立まで戻って、夕方の電車で帰る予定です。それではまずは前半の模様をご覧ください。

【舞鶴~天橋立】
おは舞鶴!(4/2 6:25@ホテルルートイン京都舞鶴-西舞鶴駅前)
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6:00に掛けた目覚まし前に起床。カーテンを開けたら今朝の舞鶴は曇り。天気予報は腫れなのですが、雲が暑い部分が多くて雨が降らないかちょっと心配です。ホテルの朝食は6:30からなので少し前に1階のレストランへ行くともう少し並んでいました。バイキングの朝食はだいたいどこのルートインもメニューは一緒ですが、ここにはご当地メニューのお豆腐がありました。

西舞鶴駅へ(4/2 7:27@舞鶴市伊佐津)
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7:20過ぎにチェックアウトして西舞鶴駅へ向かいます。輪行袋を担いでいるのでゆっくりゆっくりですが、それでも駅までは歩いて5分ほどです。駅前広場の高速バス乗り場には京都駅行きのバスが停まっていてちょうどお客さんが乗り込んでいるところでした。
駅ビルに入って1階の右奥に京都丹後鉄道(丹鉄)の改札があります。JRの改札は2階ですが、JR4番線ホームの半面を丹鉄が使っているために4番線ホームには丹鉄との乗り換え改札があります。

発車を待つ網野行きのディーゼルカー(4/2 7:27@丹鉄西舞鶴駅)
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これから乗るのは西舞鶴7:45発の網野行きですが、すでに入線していました。停まっていたのはKTR800形のディーゼルカーでした。JRの3番線ホームには東舞鶴から引き揚げてきた特急まいづるの287系が停まっていました。

車内の様子(4/2 7:33@丹鉄西舞鶴駅)
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車内に入って、シートを確保します。途中右側車窓に海W見ることができるので右側の後方の座席にしました。座席はボックス席でもロングシートなく2人掛けの転換クロスシートでした。あまり混雑することはないのかもしれませんね。出発を待っている間に鉄ちゃんや鉄子さんたちが乗ってきましたが、みなさん右側の座席に座っていました。

元キハ85のKTR8500形が停まってた(4/2 7:46@丹鉄西舞鶴駅)
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部活に向かう高校生や地元の人も乗ってきて、定刻7:45に出発。発射してすぐに右手にある留置線にJR東海の特急ひだで使われていたキハ85が2編成停まっているの見えました。そういえば老朽化が激しいタンゴエクスプローラーの代わりに先月JRから譲渡されて転籍したきたばかりの車両です。丹鉄ではKTR8500形という形式になるようです。そのうち塗り替えられて営業に投入されるのでしょうか。

桜が満開の四所駅(4/2 752@舞鶴市上福井)
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西舞鶴を出てJR舞鶴線と並走して南下していきますが、市街地の外れで舞鶴線と別れて大きく右にカーブしていきます。次の四所(ししょ)駅までは西舞鶴との間にある山の南側をぐるっと迂回して登って行きます。
四所駅では上り列車と交換します。駅前には大きな桜の木が何本もあってちょうど満開で見事でした。四所駅には「四所しだれ桜公園駅」という愛称が付けられているのもうなずけます。

由良川の河口に架かる橋を渡ります(4/2 8:03@舞鶴市西神崎)
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四所を出ると念仏峠をトンネルで抜けると由良川に向けて一気に下って行きます。次の東雲(しののめ)駅を過ぎると線路は由良川のすぐ脇を走ります。次の丹後神崎駅を出ると左に大きくカーブして、丹鉄宮舞線のハイライトの由良川橋梁を渡ります。由良川橋梁は由良川の河口間近に架かっていて、長さは552mもあります。海を背景に赤い鉄橋を渡る列車がポスターになっているところを見ますが写真の撮りようによって海の上を走っているように見えることから『千と千尋の神隠し』の電車のシーンにも似ていると言われています。車内からだとこんな感じですが、ちょうど干潮なのか、河口の砂州が伸びているので海と一体には見えませんね。。。

栗田湾沿いは絶景(4/2 8:08@宮津市由良)
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丹後由良駅を出ると由良の集落を抜けて右にカーブして海岸線に出ます。並走する国道178号線より少し高台を走っているので右手に栗田(くんだ)湾の絶景が続きます。左右にカーブしながら栗田湾を眺めていると栗田駅に到着です。乗っていた高校生たちが降りていき、代わりに地元の方々が乗り込んで来ますした。高校は近くに京都府立海洋高校という高校があるようです。

宮津湾越しに天橋立が見えてきた(4/2 8:16@宮津市波路町)
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栗田を出ると半島の基部をトンネルで抜けて行きます。トンネルを出ると右手に湖のような宮津湾が見えてきます。遠く対岸には天橋立の松原が見えています。市街地が近づてきて宮津駅には8:18に到着。ここで上り列車と交換です。宮津駅からは福知山へ行く宮福線の列車も接続しています。宮津駅を出ると宮津市街地を迂回して天橋立に向かいます。

天橋立駅前(4/2 8:37@宮津市文珠)
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天橋立駅には8:26に到着しました。列車は2番線に到着しました。改札は駅舎のある向かい側の3番線ホームにあるので、エレベータで移動します。改札を抜けるとここにも艦これの等身大ステンディがありました。駅前のベンチで輪行解除。朝の舞鶴は暑い雲に覆われていましたが、いつの間にかいい天気になっていました。天橋立の絶景が楽しみです!

【天橋立サイクリング】

天橋立~伊根往復ルート
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知恩寺三門(4/2 8:41@宮津市文珠)
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駅の裏側に天橋立ビューランドがあって絶景を楽しみにしていますが、まだ営業時間前です。ビューランドからの天橋立の眺めは順光になる昼間のほうがいいはずなので、先に天橋立の中を走って対岸の傘松公園のほうに行くことにします。
駅前の府道2号線を宮津方向に200mほど走って「文珠」交差点を左折するとお土産物屋さんや食べ物屋さんが並んでいます。通りの突き当りには知恩寺の大きな三門があります。この三門は「黄金閣」と呼ばれていて、丹後地方最大の山門で宮津市の指定文化財に登録されているそうです。

知恩寺文殊堂(4/2 8:42@宮津市文珠)
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知恩寺は知恵の神様・文殊菩薩を祀っていて、智恵を授かる文殊さんとして受験生がお参りに来るそうです。「三人寄れば文殊の知恵」の文殊菩薩です。銅板葺き屋根の文殊堂には御本尊の文殊菩薩が祀られていますが年間でも数日しか御開帳されないそうです。お参りしたけどご利益あるかな?

観光船乗り場にある智恵の輪燈籠(4/2 8:41@宮津市文珠)
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お参りしてから右手にある観光船乗り場に行ってみます。モーターボートが係留されている間に石灯籠が立っていました。江戸時代に航海の安全のために建てられたそうで、地元の人々から智恵の輪燈籠と呼ばれるようになったそうです。

小天橋を渡って天橋立の砂嘴へ(4/2 8:50@宮津市文珠)
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自転車に戻って、お土産物屋と対橋楼という旅館の間の道には小天橋という橋が架かっています。廻旋橋(かいせんきょう)と呼ばれていて、その名の通りに橋の下を船が通るたびに90度旋回する珍しい橋です。天橋立と文殊堂のある陸地をつないでいます。ちょうど船が通過するところで、橋はすでに90°旋回した状態になっていました。橋の中央に係員がいて、橋にはロープが張られていて、船が通過して元に戻るまでビデをを取りながら少し待ちます。橋が元の形に戻ると係員がロープを外して通行ができるようになります。1日に数回らしいのですが、たまたま見れてラッキーでした。

天橋立の碑で(4/2 8:52@宮津市文珠)
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日本三景の一つ天橋立は、幅約20~170m、全長約3.6kmの長く伸びた砂嘴の上に7,000本もの松が生い茂った珍しい地形です。北から南に長く伸びた大天橋と、切戸を隔てて南東方向へ延びた小天橋が宮津湾と内側の阿蘇海を分断しています。
廻旋橋を渡って中洲のようになった小天橋に渡ると、お茶屋の先に日本三景の碑と天橋立の碑が建っていました。

大天橋を渡る(4/2 8:52@宮津市文珠)
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天橋立の碑のすぐ先に青い橋が架かっています。こちらは大天橋という橋で小天橋と大天橋の間の切戸と呼ばれる水路に架かっています。橋の先にははしだて茶屋がありますがまだやっていませんでした。その先には与謝野寛・晶子夫妻の歌碑や天橋立神社と磯清水という辺りを海に囲まれているのに塩味を含んでいない不思議な湧水がありました。磯清水は1985年に「日本の名水百選」に選ばれています。

天橋立の砂嘴の中はこんな道(4/2 8:59@宮津市文珠)
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天橋立神社を過ぎると観光客の姿がほとんどなくなりました。前からやってくる人はレンタサイクルに乗っています。天橋立は全部歩くと50分、自転車だと20分と書いてあるので、全部を見て回るには自転車が便利ですね。砂嘴の中を続き道は舗装はされていませんが、こんな感じで踏み固められたフラットダートなので、ロードでも大丈夫です。

観光船乗り場・一の宮駅(4/2 9:07@宮津市大垣)
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天橋立の北側は陸続きなので、そのまま道路に出ます。傘松公園に登るケーブルカー駅に向かいますが、阿蘇海沿いに走って行くと前方に観光船の船着き場があります。昨日買った天橋立のフリーキップは傘松公園のケーブルカーのほかにこの観光船にも乗ることができます。伊根からの帰りに乗ってみたいので、自転車のまま乗れるかどうか確認したら自転車運送代¥300を追加で払えばokとのことでした。

【傘松公園】
元伊勢の籠(この)神社(4/2 9:10@宮津市大垣)
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観光船乗り場前の道の先には国道178号線が通っていて、国道の向こう側に大きな鳥居が見えてきます。「元伊勢大神宮籠之宮」と書かれていますが、「元伊勢」とは、現在の伊勢神宮に遷る以前に一時的にせよ祀られたという伝承を持つ神社・場所のことだそうで、ここ籠神社もその一つだそうです。神社の裏側に傘松公園に登るケーブルカーの駅があり、鳥居の左手の駐車場には駐輪場もありました。境内は自転車を押していくこともできません。写真撮影も禁止でした。

傘松公園のふもとのケーブルカー府中駅(4/2 9:14@宮津市大垣)
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籠神社の鳥居の先の信号脇には「→傘松公園ケーブル・リフト乗り場P」の看板が建ってます。ここを右折して突き当りの乗り場まで坂道を登っていきますが、最後の最後が急すぎて登り切れませんでした(^^ゞ
乗り場に向かって右奥には自転車駐輪場もありましたので、下の駐車場に停めなくてよかった・・・?いや停めておいたほうが良かったかも・・・。

リフトにゆらゆら揺られて登る(4/2 9:15@宮津市大垣)
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傘松公園に登るにはケーブルカーとリフトと2つの方法があります。ケーブルカーは15分毎の運行で所要時間は4分、リフトはすぐに乗れて所要時間は6分です。ケーブルカーが発車間際でしたが、慌てる必要もないので満開の桜の木の間をノンビリとリフトに揺られて行くことにします。ケーブルカーもまだこの時間は空いているようでしたが、リフトもお客さんがいませんでした。

傘松公園から見た天橋立(4/2 9:23@宮津市中野)
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リフトを降りて階段を昇ると展望台に出ます。スカイデッキと名付けられたウッドデッキかは天橋立の全景を見ることができます。まだ時間も早くて観光客も少ないので絶景をゆっくりと楽しむことができました。スカイデッキからは柵と下部が透明で空中に突き出したところもあってスリルも味わえます。

傘松公園から見る昇龍観(4/2 9:23@宮津市中野)
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傘松公園からの眺めは、まるで龍が天へと昇って行くかのような眺めなので「昇龍観」と呼ばれています。龍に見えるかな???天橋立と言えば「またのぞき」が有名ですが、またのぞき台が何箇所かあって、みんな自分の股の間からさかさまの天橋立の眺めを楽しんでいました(笑)。

冠島沓島遥拝所(4/2 9:25@宮津市中野)
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展望台の奥からは宮津湾の先の若狭湾の沖合に浮かぶ冠島と沓島を眺めることができます。元伊勢籠神社の主祭神である彦火明命(ひこほあかりのみこと)と后神の市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)が降臨されたと伝えられていて昔から地元の人々の信仰の対象だったそうです。長い柱の先についた輪に向かって円盤状の「かわらけ」を 投げるかわらけ投げもありました。

停まっていたレトロバス?(4/2 9:29@宮津市中野)
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展望台の山側にはレトロなバスが停まっていました。その脇からは西国第28番札所の成相寺に登る登山バスの乗り場がありました。険しい山道を7分ほどで成相寺まで登って行くそうです。土休日は20分おきに運行していますが、登ってしまうと1時間くらいかかるので雲も多いので行くのは止めにしておきます。

府中駅に戻って来た(4/2 9:38@宮津市中野)
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ところどころ晴れ間もありますが、雲が厚いところがあるので雨が降らないうちに伊根まで走りたいので、下に降りることにします。帰りもリフトにしましたが、下りのリフトは正面に天橋立の絶景を眺めながらゆっくり下って行きます。
府中駅まで戻ってきて、自転車に乗ってさぁ出発!って思ったら・・・・パンクしてました(泣)。せっかく急いで降りて来たのに・・・。しばしお店を広げます。携帯用のポンプではなかなか高圧までいれられないのでこの先ずっとリム打ちしないか心配でした。

【天橋立~伊根サイクリング】
籠神社にお参り(4/2 9:59@宮津市中野)
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気を取り直して、段差に気を付けながら土産物屋の脇から籠神社に続く参道を下ります。道は駐車場までつながっているのですが、その前に籠神社の本殿に寄って参拝していきます。境内は写真撮影が禁止なので写真はありません。

天橋立ビュー(4/2 10:08@宮津市江尻)
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籠神社の駐車場から国道178号線に出ますが、すぐに次の信号を右折して江尻の集落の中を突き当りまで進みます。突き当りの先は海岸で堤防に出てみると右手には天橋立の松林、左手には天橋立漁港が見えます。対岸は栗田半島で目の前の海は宮津湾です。

海岸線を北へ(4/2 10:28@宮津市日置)
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天橋立漁港を右手に見て、マリンクラブの前で国道178号線に戻って、伊根に向かって北上します。伊根までは15kmの道のりです。海岸線に出ると結構向かい風を感じます。最初jは22、3km/hくらいで走っていたのですが、日置集落で海岸線から離れて緩い登りになると一気にスピードダウン。。。。日置郵便局の隣のスタンドにジュースの自販機があったので、給水を兼ねてちょっと休憩。今日はいきなりヘロヘロで足も少し痛い。スピードも出ないのでモチベもダウン↓引き集落を抜けて再び海岸線に戻りますが、雲も厚くてせっかくのマリンビューが残念です。

遠くに伊根が見えてきた(4/2 10:42@宮津市長江)
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里波見の集落を抜けるとまた海岸線に出ます。波打ち際を走るので天気の悪い日は怖いかも・・・。晴れていれば若狭ブルーの海が見れるはずですが、今はグレーなのが残念です。やがて遠くに伊根の集落が小さなツブのように見えてきました。

国道を外れて養老地区の集落を抜ける(4/2 10:49@宮津市大島)
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岩ケ鼻の手前で国道は大きく左にカーブしていきます。伊根までは新しいトンネルを抜けるバイパスになっています。こちらは右折して岩ケ鼻から大島へと続く集落を抜けて行きます。昔の街道の街という雰囲気でいいですね。目指す伊根の集落まではあとわずかです。

伊根湾巡りの観光船が戻って来た(4/2 10:52@与謝郡伊根町日出)
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大島集落を出ると大きく右にカーブして一つ岬を回ります。伊根についたら伊根湾巡りの観光船に乗りたいのですが、次の11:00の船は間に合いそうにありません。諦めてゆっくり登って岬のカーブを回って下りになると・・・伊根の集落の手前にある観光船の船着き場に船が戻って来るのが見えました。まだあと1kmくらいありますが、もしかしたら間に合うかも?

【伊根湾巡り】
間に合った!(4/2 10:56@与謝郡伊根町日出)
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伊根マリーナ前を右折するあと300mほど。気が付いたら30km/hちょい出てました。走れるんじゃん(笑)。なんとか間に合って乗り場の建物に自転車を立て掛けようとしたら、係員のオジサンに裏側の駐輪場へ誘導されました。
売店で売っているものとか見たかったけど、もう出航しますーって言ってるのであわてて改札へ向かいます。フリーキップが有効なので切符を見せるとそのまま通されました。少し天気が良くなってきているので、お客さんの大半は上のデッキにいます。一番最後で乗船すると直ぐに出航でした。

カモメとトンビと一緒に走る(4/2 11:05@与謝郡伊根町日出)
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観光船は船着き場のある小さな入り江を出て小さな岬を回って行きます。舟屋が並んでいるのは隣の集落なので、カモメやトンビを引き連れて進んで行きます。カモメたちのお目当ては観光客が投げてくれる「かっぱえびせん」で、一袋¥100で売られています。

舟屋が並ぶ伊根湾(4/2 11:07@与謝郡伊根町日出)
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伊根湾の入口に浮かぶ青島と小さな岬の間を抜けて、伊根湾を反時計回りに回って行きます。入り江に面した大半の家は1階が船着き場、2階が住居のこの地区独特の伝統的な建物で舟屋と呼ばれています。伊根の集落は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

海から眺める舟屋群(4/2 11:14@与謝郡伊根町日出)
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観光船は舟屋の間近までは近寄ることができませんが、小さな漁船を使った観光船もあるようで、漁船は舟屋の間近まで寄っていっていました。

戻って来た(4/2 11:24@与謝郡伊根町日出)
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観光船は所要25分と書いてあったけど、約20分で出発した桟橋に戻ってきました。次の11:30の便を待つ観光客がいっぱいいます。これだとデッキもいっぱいになりそう。1本前に間に合ってよかった!!表に回って、さっき撮れなかった建物や内部の写真を撮ります。

へしこコロッケを食べながら船を見送る(4/2 11:26@与謝郡伊根町日出)
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もう一度乗り場の建物に入って売店を物色。特製オリーブオイルのソフトクリームやここでしか食べられないというレトロな伊根プリンにも惹かれましたが、いろいろ迷って結局さばのへしこコロッケにしました。自転車を停めたところに戻って、出航していく観光船を眺めながらへしこが入ったコロッケを味わいます。美味しいというかなんというかさば缶カレーコロッケのほうが美味しかったかも💦
さて伊根の集落を見て回りますか。


~~~後半につづく~~~


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三方五湖と天橋立サイクリングの旅その2:2日目後半(小浜~高浜~舞鶴市内サイクリング)

2日目の後半は、輪行で小浜へ移動した後、再び自転車に乗ってスタンプラリーのチェックポイントを回って高浜まで走り、若狭高浜から3度目の輪行で東舞鶴まで行ったあと、舞鶴市内をサイクリングしながらホテルに向かいます。それでは後半の模様をご覧ください。

【三方~小浜】
東舞鶴行きがやってきた(4/1 11:49@三方駅)
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暖かくて眠くなってきそうな待合室のベンチから改札を通ってホームに出ると、涼しい風に吹かれて花吹雪となった桜の花びらが飛んできます。青空に満開の桜、最高ですね!
やってきた11:49発の東舞鶴行きは学校帰りの女子高生や地元の人で混んでいました。立っている人も多くて輪行バックは邪魔ですね。。。連結部分にしか置くことができませんでしたが、ワンマン運転なので、駅ごとに降りる人が後ろから前の車両に移動するたびに通路を開けないといけません。海岸線から離れて内陸を進みますが、中央部に立っているので残念ながら景色もよく見えませんでした。

小浜駅前(4/1 12:36@小浜市駅前町1丁目)
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小浜には12:24に到着です。ホームで大勢のお客さんが電車を待っていましたが、大半の乗客はここで入れ替わったようでした。駅前で輪行解除してここから若狭高浜駅までスタンプラリーのチェックポイントを回りながら25kmほどサイクリングします。若狭高浜駅発14:54発の電車に乗りたいので、2時間半弱で行かないといけません。大丈夫かな?

【小浜~若狭高浜サイクリング】
小浜~若狭高浜走行ルート
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小浜港への道(4/1 12:36@小浜市川崎2丁目)
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駅前から国道162号線を200mほど走って、小浜出身の杉田玄白の名前を冠した杉田玄白記念小浜病院前の交差点を左折します。右手小浜市中央公園にはC58が展示されていました。公園の桜も満開です。700mほど走って、「清滝」交差点を左折しますが、交差点の向こうは船着き場になっていて漁船が停泊しているのが見えます。
左折して数十メートルの左側には「タカイサイクルセンター」という自転車屋さんがありますが、ここは元おニャン子クラブの高井麻巳子さんのご実家で有名です。そのまま真っ直ぐな道を走って行くと、左側には若狭フィッシャーマンズ・ワーフ、右側には若狭小浜おさかなセンターがあって、立ち寄って美味しい海鮮料理をたべたいところなんですが、ここで時間を使ってしまうと後が辛くなるので泣く泣くスルーです。その先にもさっき三方湖で買った焼き鯖寿司の製造元の若廣の直売所や小鯛の笹漬けで有名な小浜海産物(株)などがあって、全部寄ってみたいです(笑)

御食国若狭おばま食文化館(4/1 12:44@小浜市川崎3丁目)
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突き当りを左折すると左側に大きな建物があります。御食国(みつけくに)若狭おばま食文化館です。日帰り温泉もあるようです。道路を挟んで濱の四季というレストランもありました。ここがチェックポイントなので、チェックしてからいったん小浜駅前の観光局まで引き返します。

マーメイドテラス(4/1 12:56@小浜市小浜日吉)
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スタンプラリーはゴールデンウイークまでやっていますが、スタンプラリーの記念品配布は昨日までだったようで残念でした。もう一度海岸まで引き返します。海岸通りに出て200mほど走ると右手に人魚の像があります。マーメイドテラスというところで、海に沈む夕日を眺めるスポットだそうです。ここはNHKの朝ドラ「ちりとてちん」のロケ地になった場所の一つだそうです。

桜が満開の小浜公園(4/1 12:59@小浜市小浜香取)
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マーメイドテラスから「人魚の浜」と名付けられた砂浜を右手に見ながら進みます。砂浜が切れると翼のテラスという公園になっています。道路の反対側は小浜公園でここも桜が満開でした。

小浜港と青い海を見ながら(4/1 13:00@小浜市青井)
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市街地はここで途切れて、ここから先は道路もセンターラインがなくなり海岸に沿って登り始めます。道路の海側に車道とガードレールで仕切られたサイクリングロードがあるので、こちらをゆっくりと登って行きます。右手には小浜湾の真っ青な海が一望できて素敵な道です。登りがなければなぁ(笑)

駆逐艦榎慰霊碑(4/1 13:01@小浜市青井)
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小浜公園から500mほど進むと青井崎という小さな岬があって、そこに石碑がっ建っています。「駆逐艦榎慰霊碑」とあって、昭和20年6月26日に米軍機米軍が投下した機雷に触れ大破して沈没した駆逐艦榎の乗組員の慰霊碑でした。

真珠浜と小浜港遠望(4/1 13:07@小浜市青井)
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青井崎から少し登りがキツくなりました。はぁはぁしながらがんばって登って行くと市道眞珠浜線竣工記念碑のところでフラットになります。右下には真珠浜という入り江と砂浜があって小浜湾の綺麗な海岸線が続いています。

小浜~高浜までのサイクリング道路(4/1 13:08@小浜市青井)
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道路の海側のサイクリングロードは「福井県道802号小浜大飯高浜自転車道線」というのが正式名称で、小浜から高浜まで40kmのサイクリングロードです。真珠浜の先でもうひとつ岬を回ると下りになって、サイクリングロードは道路と少し離れたところを下って行って、最後は急な登りを登って、勢浜トンネルの西側で国道27号線に突き当たります。

国道27号線加斗トンネル(4/1 13:21@小浜市西勢)
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国道27号線は幹線道路なので大型トラックも多く、道幅も路肩も狭いので走りづらいです。右手には勢浜の美しい海岸線が続いているのですが、ゆっくり景色を眺めることはできません。。。勢浜の交差点を過ぎると、国道27号線号線は海岸線を離れて内陸に入って緩やかに登って行きます。勢浜から1.4kmで長さ510mの加斗トンネルに入ります。歩道もない狭いトンネルでしたがちょうど車が切れたタイミングでラッキーでした。

加斗駅には床屋さんがある(4/1 13:28@小浜市加斗)
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加斗トンネルを抜けて緩やかに下って行くと右手遠くに海が見えてきます。トンネルから1.5kmほどで国道と別れて小浜線沿いの狭い道に入り、小浜線と畑の間の道を走って行くと加斗駅に着きました。ここは無人駅なのですが、旧事務室が理髪店になっていて、駅舎の入口には床屋さんのサインポールも立っていました。窓口では委託で切符も売っています。

鯉川ビーチと長井浜の間の海岸を走る(4/1 13:34@小浜市鯉川)
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小浜西インターの取り付け道路をくぐった先で国道27号線に戻ります。右側に海が近づいてくると鯉川シーサイドパークで、夏は海水浴場になるみたい。その先で少しだけ海岸線を走ります。「また来てニャン 御食国若狭小浜」の大きな看板に見送られて小浜市からおおい町に入って行きます。

大飯原発に続く青戸の大橋(4/1 13:41@大飯郡おおい町本郷)
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長井浜を過ぎ、道の駅うみんぴあ大飯の前を通過していきます、だんだんと脚力が無くなってきて、向かい風が気になり始めて速度が落ちていきます。もう筋力がそんなに残っていないようで20km/hを切るようになってました。道の駅に寄り道する余裕もなくなっていましたね。広大な道の駅の前を通過すると右手に海に架かる赤い橋が見えてきました。青戸の大橋という海上橋で、大島半島にある関西電力大飯原発のために作られた橋のようです。橋の袂に停まって写真を撮って行きます。

快晴の若狭本郷駅(4/1 13:45@大飯郡おおい町本郷)
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青戸の大橋から200mほどで左手を走る小浜線の踏切を渡って線路沿いを300mほど行くと若狭高本郷駅に到着しました。駅舎は、1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)の際の「風車の駅」を移築したものだそうです。「風車会館」と書いてありました。観光協会に委託された有人駅なので入場券を買っていきます。駅前では原発反対のイベントがあるらしく、プラカードや横断幕を持った人たちが集まっていました。

ピースフル和田という若狭和田駅(4/1 14:02@大飯郡高浜町和田)
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跨線橋を押して渡って国道27号線に戻って先に進みます。道路の右側にはおおい町の総合運動公園があって野球場や体育館が並び、左側は住宅地でその間をフラットな道が続きます。向かい風もあって思うように進みません。運動公園の向こうは青戸入江という海のはずなのですが、海はまったく見えません。これなら青戸の大橋を渡って対岸を走ればよかったと後悔しました。
あと2kmとか思いながらがんばって走ると道の駅シーサイド高浜の先でようやく右手に港が見えました。左手前方には若狭和田駅があります。いったん駅に寄ってから国道を横断して若狭和田ビーチに向かいました。

白砂が眩しい若狭和田ビーチ(4/1 14.07@大飯郡高浜町和田)
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駅前から住宅とお店が密集する狭い道を600mほど進むと、正面に真っ青な海と真っ白な砂浜が見えてきました。若狭和田ビーチです。2016年にアジアで初の海辺の国際環境認証「Blue Flag」を取得したビーチで、高い透明度と遠浅の海、真っ白で広い砂浜がウリです。ブルーフラッグは①水質、②環境教育と情報、③環境マネジメント、④安全性・サービスなどの分野、30以上の項目の認証基準を達成すると取得できるそうです。ここは日本の夕陽百選にも選ばれています。左手には若狭富士と呼ばれている三角錐の青葉山のシルエットも見えていました。

高浜港♪!(4/1 14:19@大飯郡高浜町塩土)
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若狭和田ビーチからは国道に戻らずに海岸に並行する裏道を進みます。右手の海岸との間の暴風林と砂浜にはキャンプ場が並んでいます。1.5kmほど走って住宅街の中を右折すると鳥居浜に出ます。堤防の内側の道を突き当りまで行くと城山公園のところに出てきました。
道なりに左にまがって高浜漁港の岸壁を抜けて、2つ目のチェックポイントのUMIKARAという観光複合施設に向かいます。ゆっくり見たいところですが、電車までの時間が30分ほどになってしまったのでチェックだけして駅に向かいます。へしこソフトとかもあったみたいので、ソフトクリームくらい食べればよかったと後でちょっと後悔しました(^^ゞ

若狭高浜駅に到着(4/1 14:24@大飯郡高宮崎)
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港から少し坂を登り、県道と国道を横断すると700mほどで若狭高浜駅に到着です。次の電車は14:54発。なんとか間に合いました。駅前で再び輪行態勢になって、窓口で東舞鶴までの乗車券と入場券を買います。駅舎内には観光協会もあるので覗いてみましたが、ここもスタンプラリーの景品配布は終了していました。

【若狭高浜~東舞鶴】
東舞鶴行きが到着(4/1 14:52@若狭高浜駅)
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自販機でジュースを買ってベンチでしばし休憩。ちょっと疲れましたね・・・。高浜から舞鶴は15kmほどなので別に走れない距離ではありませんが、福井県と京都府の県境が標高100mを超える峠なので無理せず電車に乗って行くことにします。
14:54発の東舞鶴行きも先ほどの小浜までの電車ほどではありませんが結構乗車率が高く、座れませんでした。

東舞鶴駅に到着(4/1 15:28@舞鶴市浜町)
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福井県と京都府の境の吉坂峠をトンネルで抜けて下って行くと舞鶴の市街地に入って行きます。東舞鶴駅に到着する手前で与保呂川を渡りますが、与保呂川沿いの桜並木が綺麗でした。東舞鶴駅に15:13に到着。ホームの向かい側には15:22発の舞鶴線綾部行きの電車が待っていて、こちらから乗り継ぎのお客さんが結構いました。
高架駅なので地上に降りて改札を抜けると、艦これの艦娘、三笠なつみの等身大スタンディがあったり、引揚記念館の案内があったり、駅前には艦船名をつけた通りの案内図があったりと、軍港として栄えた舞鶴ならではです。

【舞鶴市内サイクリング】
舞鶴市内走行ルート
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廃線になった中舞鶴線の跡の北吸トンネル(4/1 15:32@舞鶴市北吸)
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駅前で輪行態勢を解除して走り出します。東舞鶴駅の近くの舞鶴共済病院の脇からは廃止になった中舞鶴線跡が舞鶴市役所の前まで、舞鶴市道北吸桃山線(自転車歩行者専用道路)として整備されています。途中には北吸隧道(トンネル)があって、2002年には国の登録有形文化財に登録されています。

東門駅跡(4/1 15:36@舞鶴市北吸)
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北吸トンネルを抜けて、郵便局を過ぎると東門公園の一角に駅名票がありました。旧東門駅の跡で、駅名票には「とうもん」とありますが、裏側には「きたすい」と書かれています。これは1919年に東門駅として開業した後、1939年に北吸駅に改称されたからですね。

舞鶴赤れんがパーク前の映えスポット(4/1 15:39@舞鶴市北吸)
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舞鶴市役所前の交差点で自転車歩行者専用道路は終わっています。目の前の国道27号線は片道2車線の通りで、横断歩道がありませんが、地下道がありました。地下道で向こう側に出ると、目の前には映えスポット(記念撮影用)があったので写真を撮っていきます。

楽しみにしていた海軍カレーは終了(4/1 15:44@舞鶴市北吸)
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5号棟の前にサイクルラックが置いてあるので自転車はそちらへ置いておきます。スタンプラリーの最後のチェックポイントも無事にチェックしてイベントも終了です。
1905年に建てられた2号棟は旧海軍兵器廠の倉庫として建設されたれんが造の倉庫ですが、今は吹き抜けのホールやカフェがあります。カフェのメニューには「海軍カレー」があって、楽しみにしていたのですが、時間が遅くてもう食事メニューは終わっていました。隣の3号棟は「まいづる智恵蔵」という名前が付いていて、弾丸庫並小銃庫として使われていたそうですが、今は土産物が並ぶ赤れんがショップとコワーキングスペースになっています。

海上自衛隊の掃海艇が停泊中(4/1 15:51@舞鶴市北吸)
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赤れんが倉庫の間を抜けて行くと岸壁に出ます。ここからは港巡りの遊覧船が出ています。次の16:00発はまだ乗れそうですが、このあと西舞鶴まで暗くなる前に走りたいのでやめておきます。港にはプレジャーボートが並んで停まっていますが、その向こうに海上自衛隊の掃海艇、「はつしま」と「あいしま」が停泊していました。

桜と海上自衛隊の艦船(4/1 16:04@舞鶴市余部下)
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一通り赤れんが倉庫を見てからリスタートします。マリンボール前の信号で国道27号線を横断して西舞鶴方向へ走って行きます。右手には海上自衛隊の舞鶴造修補給所があって桜並木の向こうに艦船が停泊しているのが見えました。

中舞鶴駅跡に保存されているSL(4/1 16:06@舞鶴市余部下)
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その先左側には海上自衛隊の舞鶴地方隊の総監部の入口があります。帝国海軍の舞鶴鎮守府だったところで、昔から日本海側の防衛の重要拠点ですね。左手に続く基地を見ながら走っていると、その先の信号の左側に蒸気機関車が停まっているのが見えてきました。停まってみるとC58の手前に「中舞鶴駅跡」と書かれた駅名票もありました。戦時中は小浜や舞鶴から資材や大勢の軍人などの輸送で盛況だったようです。

長浜口を左折(4/1 16:11@舞鶴市余部下)
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中舞鶴駅跡のすぐ先の「中舞鶴歩道橋」交差点で国道27号線は左折して西舞鶴に向かいます。こちらは直進する県道565号線に入りたいのですが、国道27号線は2車線で左折していくので直進車線に入ることができません。交差点の手前から歩道に上がって長いスロープがつながる大きな歩道橋で交差点を渡って直進します。「中舞鶴歩道橋」からは緩やかな登りが800mほど続き、突き当りの「長浜口」交差点を左折すると小さな峠を越えていきます。

海岸線をノンビリ走ります(4/1 16:20@舞鶴市和田)
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切通しのピークを通過するとほぼまっすぐに下って行きます。下りきると正面に海が見えてきます。右手に湖面のような海を見ながら入り江のカーブに沿ってノンビリと走っていきます。

吉原入江(4/1 16:28@舞鶴市東吉原)
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海上に造成された舞鶴国際埠頭に渡る舞夢みなと大橋の下をくぐって少し進むと海岸線を離れてまた小さなピークを越えます。登り切ったところには匂崎公園という舞鶴湾に突き出した丘陵地に整備された公園があって、桜が綺麗でした。
匂崎公園を過ぎて一気に下って行くと小さな橋を渡ります。水無月橋という小さな橋ですが、舞鶴湾に流れ込む伊佐津川の東側に川と並行して作られた水路で、吉原入江(よしはらいりえ)という名前がついています。ここから眺める水辺に並ぶ家々と漁船達が趣のある風景を作り出しています。

夕食は海軍カレー(4/1 16:48@舞鶴市北田辺)
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伊佐津川を渡ると西舞鶴の市街地に入って行きます。「魚屋大森」で左折して、「大手」交差点を直進。赤レンガパークで海軍カレーを食べられなかったのでお腹が空いています。せっかくの舞鶴なの海鮮を食べたいハズなのですが、頭が「海軍カレー」になってしまっていて、食べられそうなお店を探しながら走っていると、「大手八幡」交差点の角に「凡愚」というお店があって、「カレー」の幟に惹かれてしまいました。
メニューは豊富で海鮮丼とかいろいろあったのですが、頭がカレーに支配されていたので、補給艦ましゅう館長監修という「牛すじカレー」をオーダーしていました(笑)。ご飯大盛りにしてお腹いっぱいになりました。

京都丹後鉄道西舞鶴駅(4/1 17:11@舞鶴市伊佐津)
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「凡愚」から400mほどで、「西舞鶴駅前」交差点です。ここで右折するとすぐにホテルに到着ですが、左折して西舞鶴駅に立ち寄ります。明日はここから輪行で天橋立に行って観光の予定ですが、京都丹後鉄道や天橋立観光に使えるフリー切符を買いたいのです。明日朝買えばいいように思えますが、早朝は窓口が開いていないので、今日買っておきたいと思います。
窓口に行って、明日のフリーキップと硬券の入場券を手に入れました。

青い車体の丹後の海(4/1 17:13@舞鶴市伊佐津)
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改札口からホームを覗いたら、留置線にKTR8000形が停まっているのが見えたので、外の駐車場に回ってみます。水戸岡鋭治氏のデザインで、海の京都をイメージした「丹後の海」という愛称がついている車両です。明日天橋立から帰る際に乗る予定の「丹後リレー号」はこの車両かな?

海の京都と赤松の車両(4/1 17:14@舞鶴市伊佐津)
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さらに奥の車庫には海の京都塗装のKTR800形と「丹後あかまつ」塗装のKTR700形が停まっていました。丹後あかまつ号は西舞鶴~天橋立間を走る観光列車として運行されています。車内で地ビールやケーキなどの販売があるそうで乗ってみたいですね。

チェックイン!(4/1 17:36@舞鶴市引土)
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コンビニに寄ってから今日のホテル、ルートイン京都舞鶴ー西舞鶴駅前にチェックインします。ここは3/23に開業したばかりの新しいホテルで、開業キャンペーンでお得に泊まることができました。部屋には自転車の持ち込みがOKでした。最上階の10階の部屋の窓からは写真ではわかりづらいですが、右手に舞鶴湾も見ることができました。
ちょっと休んだ後、今日もお風呂に入りながら洗濯します。あとで近くに海鮮でも食べに行こうと思っていましたが、乾燥機を回している間に寝落ちしてしまい、遅くなってしまったのとまだお腹があまり減っていなかったのでそのまま寝てしまいました。海鮮は明日にとっておきましょう。明日も晴れるといいなぁ・・・


~~~3日目につづく(明日は天橋立と伊根の舟屋を見に行きます)~~~


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三方五湖と天橋立サイクリングの旅その2:2日目前半(三方五湖ごこいちサイクリング)

2日目はこの旅のメインイベント、三方五湖のごこいちサイクリングとJR小浜線の旅です。今日はまず美浜まで輪行したあとごこいちを楽しんでから小浜へ移動し、小浜から若狭高浜まで海岸線のサイクリングののち、再び電車で舞鶴へ。最後は舞鶴市内をサイクリングという盛りだくさんな行程です。さてどんな一日だったのでしょうか・・・

【敦賀~美浜】
今朝の敦賀は快晴♪!(4/1 5:33@敦賀市鉄輪1丁目)
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昨夜はいつの間にか眠ってしまったようで、一度4:00前に起きましたがもちろんまだ真っ暗。もう一度寝て、5:30の目覚ましの少し前に目を覚ましました。今朝の敦賀は雲一つない快晴です!!やったー♪
ここは朝食が6:00~なので朝早く出かけたい人には嬉しいですね。1階のレストランでバイキング形式で朝食を済ませてから準備をして6:30前にチェックアウトします。

小浜線開業100周年の手作りの掲示物(4/1 6:33@敦賀駅)
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輪行袋を担いでホテル前の道路を横断して緑の芝生が綺麗に敷かれた駅西広場公園の中を通って、TSURUGA POLT SQUARE 「otta」のお店を外から眺めながら敦賀駅に向かいます。
駅までは3分くらい。SUICAで自動改札を抜けて1、2番線の小浜線のホームに向かうと、階段の手前に小浜線開業100周年と電化20周年を記念した掲示がありました。階段を上りかけて、「小浜線はICカード乗車券は使えません」という掲示に気づいて改札に逆戻り。駅員さんに入場記録を取り消してもらって、券売機で美浜までの切符を買ってから再度改札を抜けました。地方の幹線区間ではないところは注意ですね。。。

小浜行きの電車が入線してきた(4/1 6:42@敦賀駅)
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これから乗る小浜線の電車は6:49発の小浜行きですが、ホームに上がるとまだ電車は入線していなくてホームも無人でした。少し待っていると福井方の留置線からグレーの車体に緑色のラインが入った125系の2両編成の電車が入線してきて、乗り込んだお客さんは4人ほど。2両編成の後ろの車両は途中の無人駅ではドアが開かないからか、私以外のお客さんはいませんでした。

美浜駅手前の満開の桜(4/1 7:09@美方郡美浜町河原市)
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電車は定刻通り6:49に敦賀駅を出発。しばらく北陸本線に並走して国道27号線をオーバークロスすると右にカーブして北陸本線から離れてきます。敦賀市街の東側から南側をぐるっと回って西側に抜ける形ですが、走るにつれて野坂岳に向かって登って行きます。西舞鶴、粟野と無人駅に停車していきますが、途中からは右眼下に敦賀市街を遠望することができます。
粟野を過ぎて県道225号線が寄り添ってくると関峠を一緒に越えます。左へカーブして佐田トンネルを抜けると右手遠くに入り江が見えて東美浜に到着します。美浜東バイパスをアンダークロスしてトンネルを抜けて勾配を下って行くと耳川を渡る手前で満開の桜並木がありました。すぐに美浜駅に到着します。美浜駅には7:12に到着。委託の駅員さんがいるので後ろの車両もドアが開きます。

【三方五湖 ごこいち】
駅前で輪行解除(4/1 7:23@美浜駅)
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美浜駅で降りたお客は私一人。と思ったら交換した敦賀行きからも輪行袋を持ったお客さんが一人降りてきました。向こうは折りたたみのDAHONであっとう間に輪行解除して走り去って行きました。こちらは駅前を眺めたりしてゆっくり輪行解除。駅前では道の駅「若狭美浜はまびより」の工事が進んでいました。6月2日オープンだそうです。さぁごこいちに出発しましょう!

ごこいち走行ルート
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【美浜駅~久々子(くぐし)湖】
久々子海水浴場(4/1 7:31@三方郡美浜町久々子)
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駅を背に右手に進みます。線路沿いに400mほど走ると県道214号線にぶつかるので右折して踏切を渡っていきます。500mほど走るとY路地の信号で県道214号線は左折して日向(ひるが)に向かいます。「←三方五湖、レインボーライン」という標識も出ていますが、右側の細い道に入って行きます。
民宿や小さなお店が並ぶ道を海岸に並行に走って行くと途中で海岸に出ることができるところがあったので海を眺めに行きます。弓なりに続く砂浜は久々子海水浴場という夏場は海水浴場になる砂浜だそうです。今は静かな砂浜ですね。

早瀬橋と久々子湖(4/1 7:36@三方郡美浜町早瀬)
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道に戻って右手に進み、一瞬登って信号を越えると左手に青い湖面が見えてきました。久々子湖です。グランリゾート三方五湖の入口の桜が綺麗でした。右手には海も見えています。信号から700mで左カーブの先に橋がありました。久々子湖と日本海をつなぐ早瀬川に架かる早瀬橋です。橋の手前右側には水無月神社の鳥居があって、その手前には「へしこの里」という碑が立っていました。橋の欄干には日吉神社の山王例祭と早瀬水無月祭の山車のレリーフがありました。お祭りの時はどんな感じなんでしょうね。

早瀬港と日本海(4/1 7:39@三方郡美浜町早瀬)
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早瀬橋を渡って川沿いに200mほど走ると早瀬港があります。若狭湾の奥でしかも防波堤の内側なので波もなくて海面に反射する朝日が眩しいです。ここは魚釣りのスポットで、今朝も釣りをしている人がいました。岸壁まで車で乗り付けられるようで便利なんでしょうね。

久々子湖西岸の湖畔の道(4/1 7:47@三方郡美浜町笹田)
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県道に戻って自販機で給水してから先に進みます。昔の遊覧船乗り場は美浜レイクセンターという建物に改装されて、まもなく4/12(水)にオープンだそうで、レンタサイクルもあるみたい。外にはサイクルラックが置かれていました。
早瀬橋から1kmほどで、「←避難場所 美浜北小学校」という標識で県道を外れて左折します。路面の青いサイクリングコースのマークも左折になっています。美浜北小学校は廃校になってしまい、今は北西郷公民館になっていました。
校舎の浦を抜けて行くと久々子湖の西側の湖畔の道になります。ところどころに車が停まっていて、ボートを下ろしていました。釣りをするのでしょうか。南北に細長い久々子湖畔を1kmほど走ると湖畔の道が行止りとなって右に曲がって山に入って行きます。杉の小枝がいっぱい落ちていてパンクに注意しながら進みます。左手には梅の木越しに湖面が見えています。

レインボーラインの入口を通過(4/1 7:55@三方上中郡若狭町気山)
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杉の木と梅の木の間を1kmほど進むと県道244号線にでます。右折して緩やかに登って行くと600mほどで県道273号線「レインボーライン」と交差します。交差点のすぐ左手にはレインボーラインの日向ゲートがありますが、営業は8:00~なので、まだゲートが閉まっています。開いていても自転車は通行禁止なんですけどね。毎年開かれる若狭センチュリーライドの時だけ1年に1度だけ自転車が走ることができます。今年は5/28(日)だそうですので、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください!

【日向(ひるが)湖】
日向湖畔に出たところ(4/1 7:57@三方郡美浜町日向)
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レインボーラインを横断して400mほどで前方に湖が見えてきました。次の湖は日向湖です。三方五湖のうち唯一の海水の湖で、この先の日向橋で海とつながっています。湖畔の道路沿いには漁師さんの家や民宿などが建ち並び、湖側にはボートや漁具などが並んでいました。楕円形をした日向湖畔を反時計回りに走って行きます。

海とつながるところに架かる日向橋(4/1 8:01@三方郡美浜町日向)
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日向湖は一番北のところで日本海につながっていて、そこに日向橋というアーチ橋が架かっています。毎年1月の第3日曜日にはここで「日向の水中綱引き」というお祭りがあるそうです。太さ30㎝、長さ40メートルの綱を若者たちが水中に飛び込んで縄を引きちぎるそうです。

日向橋たもとのコースガイドサイン(4/1 8:04@三方郡美浜町日向)
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ごこいちのコースには路面に青い矢印が引かれていて、曲がるところには路面にコースガイドがあります。コースはいくつかありますが、案内を見ながら走れば迷うことはありません。ごこいちの案内コースはリンクからどうぞ。ダウンロードもできます。

嵯峨隧道の橋のたもとの桜(4/1 8:12@三方郡美浜町日向)
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日向橋から日向湖の西側を進みます。こちら側にもずっと漁師の家が並んでいます。少し走ると2カ所の海上釣り堀があって、両方ともお客さんで賑わっていました。駐車場には関西や名古屋ナンバーの車が停まっていて、みんな遠くから来ているようですね。
2つ目の釣り堀の先に橋が架かっていて、山には水路が掘られています。嵯峨隧道という名前で、山の向こうの水月湖の周辺の集落や農地を氾濫から守るために掘られた水路だそうです。橋の袂の桜が綺麗だったので、日向湖と一緒に写真を撮って行きます。

五湖浦見大橋で浦見川を渡る(4/1 8:12@三方上中郡若狭町気山)
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嵯峨隧道から500mほどで道は湖畔を離れて少し上ると、先ほど通ったレインボーラインの入口のところに戻ってきました。再びレインボーラインを突っ切って、県道244号線に入ります。さっき久々子湖から出てきた道を通り過ぎると前方に大きな橋が架かっています。五湖浦見大橋という橋で、浦見川に架かっています。この浦見川も水月湖と久々子湖の間を繋ぐ人口の水路で、こちらも江戸時代に掘削されたものだそうです。以前はここを三方五湖巡りのジェット船が運行されていましたが今はもうやっていません。橋の絵は実際にはもう見られなくなってしまいました。ちなみに浦見川沿いにはごこいちのショートカットコースがあります。橋の反対側には久々子湖が広がっています。

【菅(すが)湖】
湖畔に出る区間が少ない菅湖(4/1 8:27@三方上中郡若狭町気山)
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五湖浦見大橋から左手に続いていた久々子湖畔を離れると田んぼの中を走って、宇波西神社のところで右折して細い道に入ります。道沿いの集落の中を抜けて右側の山沿いにぐるっと回って行くと正面に湖が見えてきます。菅湖です。突き当りを右折して菅湖沿いの道に入ります。
三方五湖の中で一番小さい菅湖は水月湖の奥まった湾という感じで両岸からせり出した山が水月湖との境を狭めています。道路は湖畔を走ることはなく、少し離れて走ります。北上するとすぐに小さな半島を横断するので湖は見えなくなってしまいます。

【水月湖】
浦見川を渡る浦見川赤橋からの水月湖の眺め(4/1 8:33@三方上中郡若狭町気山)
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←虹岳島(こがしま)荘の看板を通過すると右手に登る道が見えます。サイクリングロードはこの急坂を登って行きます。Edgeの斜度表示が一瞬15%を表示しました@@@一気に登って行くと左手に橋が見えます。直進方向はまだ登りが続きますが、コースは左折して橋を渡っていきます。先ほど通った浦見川の水月湖側に架かる浦見川赤橋という歩道橋です。橋を渡ると登った分の下りがあります。この区間が今回のごこいちで最大のアップダウンでした。

嵯峨隧道の取水口に架かる橋と桜(4/1 8:39@三方上中郡若狭町気山)
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浦見川赤橋から一気に下ると数軒の家と梅の木の間を抜けて行きます。少し進むと湖畔に出ます。途中からは柵もなくなりハンドル操作を誤ると湖にドボンっ!!てなりそう(笑) 少し走るとさっき日向湖で見た嵯峨隧道の水月湖側の取水口があります。こちら側には水門があって、日向湖の海水が汽水湖の水月湖に流れ込まないようにしているそうです。手前には東屋があって、東屋の周りの桜が満開でした。

近畿自然歩道の道標(4/1 8:48@三方上中郡若狭町海山)
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水月湖畔は山裾にそって大きなカーブが続きます。左側は柵も何もないので気を付けながら進みます。嵯峨隧道から3kmほど走ると近畿自然歩道の道標がありました。その少し先には山側に東屋があって水月湖を一望することができました。

三方五湖レイククルーズ(4/1 9:00@三方上中郡若狭町海山)
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東屋から1kmほどでホテル水月花の前で湖畔の道から一般道に出ます。さらに500mほどで県道216号線に突き当たって左折すると三方五湖レイククルーズの観光船織場がありました。ちょうど9:00発のクルーズ船が出発していくところでした。水月湖と菅湖を40分ほどで一周するようです。

レインボーラインの海山ゲート(4/1 9:02@三方上中郡若狭町海山)
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少し先にはレインボーラインの入口があります(海山ゲート)。若狭センチュリーライドの時はこちら側からレインボーラインを登って行くんですね。最初が一番キツいらしいです。。。。
レインボーラインの入口との交差点にはレストランが2軒並んでいて、「ドライブインよしだ」というお店はイカ丼で有名だそうです。お店は10:00~ですが、すでに車やバイクが何台も並んでいてお店が開くのを待っているようでした。

【三方湖】
ここから三方湖(4/1 9:09@三方上中郡若狭町海山)
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県道216号線はけっこう交通量が多く、バイクや車が行きかいます。だいたいは避けて行ってくれますが、たまにギリギリを通過していく意地が悪い車もいるところはどこも変わらないですね。左手にずっと水月湖が続きますが、県道と湖の間には梅の木がたくさんありました。レストハウス湖畔の先で大きく右にカーブすると、対岸がすぐ目の前まで近づいてきて、ここが水月湖と三方湖の境のようです。湖畔には駐車場があって、三方五湖の案内板が立っていました。

湖畔の舟小屋(4/1 9:13@三方上中郡若狭町海山)
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三方湖畔を進むと道の両側が梅の木畑となって、「梅干し直売」の看板が並ぶようになります。その先、左側に茅葺の舟小屋が並んでいました。江戸時代からあるそうで、対岸の梅畑や農地に行くための舟を格納していたそうです。明日は丹後・伊根の舟屋を見に行く予定ですが、こちらの舟小屋は通気性が優れていて長持ちするので茅葺で作られているそうです。

梅の里会館で埋めソフト(4/1 9:24@三方上中郡若狭町成出)
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舟小屋から先は梅干し直売所が並ぶ集落の中を通過します。このあたりが福井梅の発祥の地らしいです。いったん湖畔を離れて国道162号線に入ると道路の右側にJA福井県の梅の里会館という建物がありました。JA福井県の直売所です。梅専門のお店で、福井梅の梅干しをはじめ、梅ワイン、梅酒や各種梅加工品などがうられています。せっかくなので、お土産に梅干しを買って、梅ソフトを食べて休憩です。梅ソフトは梅肉が入っていて酸っぱくて美味しかったです。

三方五湖自然観察棟から見た三方湖(4/1 9:37@三方上中郡若狭町鳥浜)
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梅干し直売のお店が並ぶ中を走り、再び湖畔に出ます。道の両側はずっと梅畑が続きます。大きな魚屋さんと鰻料理のお店を通過すると前方に道の駅が見えてきました。道の駅三方五湖です。道の駅のお店の隣には福井県里山里海湖研究所が運営する自然観察棟がありました。2階のテラスからは三方湖が一望できます。
道の駅のお店にも寄って、若狭名物の焼き鯖寿司を買いました。お昼は小浜あたりで食べるつもりですが、最悪これを食べればいいかな・・・。

鰣(はす)川を渡る(4/1 9:48@三方上中郡若狭町鳥浜)
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道の駅を後にしてリスタートします。道の駅と並ぶように若狭三方縄文博物館と福井県年縞博物館があって、見てみたい気もしますが、ゆっくりしている時間はないのでパスします。縄文博物館は近くのユリ遺跡で出土した丸木舟などを展示していて、年縞博物館は水月湖の湖底に堆積した年縞という長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物を展示しているそうです。
ここから少し湖畔を離れて鰣川(はずかわ)沿いに走って鰣川橋を渡って対岸に移ります。舞鶴若狭自動車道の三方五湖パーキングエリアの外側をぐるっと迂回して再び三方湖畔に戻ります。

【菅湖】
静かな菅湖畔(4/1 9:58@三方上中郡若狭町気山)
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三方湖の東側は湖畔ではなく梅畑と杉林の中を進んで行きます。三方五湖パーキングエリアから1.5kmほどで三方湖と菅湖を分ける長い岬を横断して菅湖に出ます。菅湖畔の道は狭くて杉の小枝がたくさん落ちているのでパンクしないように注意しながら走りますが、人気のない静かな湖畔をノンビリ走ることができます。

【久々子湖】
県立久々子漕艇場(4/1 10:08@三方上中郡若狭町気山)
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道が湖畔を離れてセンターラインのある道路に出たところで右折して若狭梅街道に出ます。若狭梅街道までは500mほどなんですが、5%の登り区間でした@@@
600mほど走って信号江尾左折します。路面のガイドサインも左折の指示。県道244号線を200mほど走って次の信号を右折します。「→梅街道」という案内標識がでています。右折して800mほどで久々子湖の南端に着きました。久々子湖は福井県立久々子漕艇場があって、2018年の「福井しあわせ元気国体」のボート競技の会場になったところです。湖面に全長1,500mのレーンが設定されていて、この日も高校生たちが練習していました。コースロープのガイドに立て掛けてパチリ。

満開の桜(4/1 10:11@三方郡美浜町大藪)
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横を見ると若狭梅街道の向こうに満開の桜が見えたので、桜の木の下で写真を撮っていきます。後ろに見える若狭医療福祉専門学校のグランドかな?と思いましたが後で調べたら違ったようです。

へしこちゃんの像(4/1 10:11@三方郡美浜町大藪)
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久々子湖畔に戻って久々子湖の東側の湖畔を北上します。漕艇庫の手前の駐車場には黒い何かがあるのが見えます。近寄って見るとボートの聖地の碑とみはま名物のへしこがモチーフのゆるキャラ「へしこちゃん」の像がありました。ちょうど練習中の高校生たちがいて、みんな「おはようございます!」って挨拶してくれます。気持ちがいいですね。

水神公園の先で折り返す(4/1 10:19@三方郡美浜町久々子)
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そのまま湖畔のサイクリングロードを進み、美浜町総合運動公園の野球場の外側を回って行きます。試合をやっているようで場内アナウンスや応援の歓声が聞こえていました。水神公園広場のところでサイクリングロードは県道214号線に突き当たります。左折して水神公園の先の湖畔に戻るところでUターンします。その先の信号は朝通過した信号なので、これでごこいち完走です。

久々子湖を右手に見ながら気山駅へ向かう(4/1 10:31@三方郡美浜町金山)
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このままスタートの美浜駅に戻ってもいいのですが、小浜線は運転間隔が空いているので、次の電車は11:40発です。これなら三方駅まで行けそうなので、若狭梅街道に戻って南下します。右手の久々子湖を少し高いところから眺めながら気山駅に向かいます。
←気山駅500mのところで左折して小浜線のガードの手前を右折したら、駅には行けずに住宅街の中に迷い込んでしまいました。ガードをくぐった先を右折だったみたいです・・・。

【気山駅~三方駅】
無人の気山駅(4/1 10:39@三方郡美浜町気山)
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気山駅は1線1面の片面ホームの無人駅でホームに待合室があるだけで駅舎もありませんでした。向こう側の住宅街側には通路もありません。駅前には商店が1軒あるだけでした。

旧街道の雰囲気(4/1 10:42@三方郡美浜町気山)
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駅の東側の高台の上を国道27号線が走っていますが、なるべく国道は走りたくないので、国道と小浜線の間の集落のに平行に走る道を進みます。両側は住宅が並んでいて、古い街道のような雰囲気でいい感じです。

三方駅に到着(4/1 10:53@三方上中郡若狭町三方)
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気山の集落を抜けると若狭三方インターチェンジと国道27号線の交差点に向かって登って行きます。国道27号には出ずに舞鶴若狭自動車道をアンダーパスして住宅が点在している中を走って行きます。三方の集落に入って行くと右手遠くに三方湖と三方五湖パーキングエリアが見えました。
ちょっと下って三方郵便局と福銀行の前を通過して次の交差点を右折すると三方駅に到着です。次の電車は11:49なのでまだ1時間ほどあるので、まだ先に行けそうな気がしますが先もあるのでここで輪行態勢を整えてゆっくり休憩することにします。
小浜までの乗車券と入場券を買って、ガラス張りのベンチでまったりとしていました。

満開の桜が見事な三方駅(4/1 11:11@三方上中郡若狭町三方)
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列車の運行本数が減って今は片面1線となってしまった三方駅ですが、使われなくなった向かい側のホームには大きな桜の木が植えてあって、見事に満開になっていました。


~~~後半につづく(後半は小浜~高浜~舞鶴市内です)~~~


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三方五湖と天橋立サイクリングの旅その1:1日目後半(滋賀県内乗り鉄と敦賀市内サイクリング)

さて、旧中山道のプチサイクリングを楽しんだ後は、滋賀県内の乗り鉄を楽しみます。

【近江鉄道】
五箇荘駅と桜(3/31 10:07@近江鉄道 五箇荘駅)
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五箇荘駅のベンチで輪行態勢になって10:15発の貴生川行きの電車を待ちます。五箇荘駅は無人駅なので、改札を抜けて構内踏切を渡って八日市・貴生川方面のホームへ。五箇荘駅のすぐ南側で東海道新幹線とクロスしていて、後ろをのぞみがすごいスピードで通過していきます。ホームの後方にある会社の桜が満開で綺麗でした。

貴生川行きがやってきた(3/31 10:14@近江鉄道 五箇荘駅)
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本当はこの先の八日市まで走ってから電車に乗りたかったのですが、10:15発を逃すとこのあとのスケジュールがボロボロになってしまうので、輪行態勢の準備の時間も見て2駅手前から電車に乗ることにしたのでした。八日市で近江牛コロッケを食べたかったな。

車内の自転車置き場(3/31 10:18@近江鉄道車内)
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近江鉄道はサイクルトレインを実施していて、平日の10:00~16:00、土日祝日は終日電車に自転車をそのまま持ち込むことができます。10:00を過ぎたので輪行態勢にしなくても自転車は車内へ持ち込み可能です。近江鉄道は2両固定編成でワンマン運転で無人駅では2両目のドアは開きません。1両目の運転手の後ろのドアから乗り込んで2両目に行くと自転車置き場があります。輪行袋をそこに置いて、向かい側のロングシートに座ります。2両目にはほかに2人しかお客さんがいませんでした。

日野駅に到着(3/31 10:51@近江鉄道 日野駅)
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途中、東近江市の中心の八日市で5分ほど停車すると大半のお客さんは降りていきました。八日市を出ると、長谷野、大学前、京セラ前と3,4分ごとにこまめに停まって、駅ごとに一人か二人の乗降客があります。八日市から20分ほどで日野駅に到着します。ここで上り下り列車の行き違いのため6分ほど停車します。高校生が数人自転車を持って乗り込んで来ました。

貴生川駅に到着。ここで乗り換え(3/31 11:17@近江鉄道 貴生川駅)
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日野駅を出ると次の水口松尾駅までの間、しばらく山の中を走ります。この間は約5kmあって近江鉄道で一番駅間が長い区間です。途中清水山トンネルとその先に25km/h制限の徐行区間があってこの区間は8分ほどかかります。水口松尾を過ぎると甲賀市の市街地に入って行って、野洲川を渡ると日野から20分で終点の貴生川駅に到着しました。
貴生川駅はJR草津線と近江鉄道、信楽高原鉄道の3路線が交わる駅です。近江鉄道は駅の北側にホームを持っていて、橋上駅舎から階段を下りたところに改札と切符売り場がありました。硬券の入場券を売っていたので買って行きます。階段から少し奥まったところにエレベータもありました。

【信楽高原鐵道】
単行のディーゼルカーが待っていた(3/31 11:20@信楽高原鐵道貴生川駅)
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ここで信楽高原鐵道に乗り換えますが、元々JRだったので改札はJRの改札を利用するようです。JRは切符か交通系ICカードが必要ですが、信楽高原鐵道に乗る人は改札前に乗車証発券機があるのでそれを取って、下車時に精算するようです。乗車証を取って改札を抜けてホームに向かいます。
ホームはJRの3番線の片面が信楽高原鐵道のホームになっています。ホーム上には乗り換え用の交通系ICカードのリーダーが設置してあります。次の11:24発の信楽行きのSKR310形ディーゼルカーはすでに入選していてゴロゴロとエンジン音を立てています。忍者の里らしく、甲賀忍者とモンスターハンターのコラボのラッピング塗装がされていました。

車内の様子(3/31 11:31@信楽高原鐵道車内)
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定刻11:24から少し遅れて発車。車内はボックス席が埋まるくらいの込み具合です。見たところ観光客というよりは同好の方が多い感じ。貴生川駅を発車するとすぐに右に大きくカーブして杣川を渡って長い築堤の上を走って行きます。前方の山が近づいてきて、山裾に沿ってカーブしながら一気に登って行きます。
次の紫香楽宮跡駅までは15分ほどかかりますがずっと登りがが続きます。ようやくピークに差し掛かるところで右側に少し広いスペースがありますが、ここは以前は行き違い用の信号場があったところです。ようやく下りにかかって国道307号線を跨ぎながら新名神高速の下をくぐると大きく左にカーブします。右手には新名神高速道路の信楽インターチェンジの入口がありますが、右側の車窓を一瞬石碑がかすめます。1991年に起きた列車正面衝突事故の慰霊碑です。この事故の後、さきほどの信号場は使われなくなってしまいました。
慰霊碑の先で紫香楽宮跡駅に到着します。ここから先は山間の谷間を進んで行きます。雲井、勅使と停まって、次の玉桂寺前駅では左側の大戸川に架かる吊り橋が見えます。玉桂寺前出発して大戸川を渡ると町中に入って、終点の信楽駅に到着します。

信楽駅に到着(3/31 11:49@信楽高原鐵道信楽駅)
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折返し11:54発の貴生川行きに乗るので改札でここまでの運賃を払って駅前に出ます。この写真の右手に大きなたぬきがいるんですが、写真を撮り忘れてしまいました。。。貴生川までの切符を券売機で買って、窓口で硬券の入場券を買ってからホームに戻ります。

信楽といえば・・・・たぬきの置物(3/31 11:51@信楽高原鐵道信楽駅)
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信楽焼の里なのでホームにも駅前にもたぬきの置物がいっぱいあります。反対側のホームにもたくさん並んでいました。帰りの車内は到着時に乗ってきたお客でボックス席は埋まっていて空いていた一番端のシートに腰を下ろします。

保良の宮橋(3/31 11:56@信楽高原鐵道玉桂寺駅)
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来るときに写真撮れなかったので、復路で停車中にパチリ。保良の宮橋は線路と川と道を跨ぐ吊り橋で、1990年架橋されたそうです。対岸の玉桂寺は奈良時代に淳仁天皇が造営した離宮「保良宮」の跡に空海が開いたと言われていています。橋の名前はその保良宮跡にちなんでつけられたそうです。列車の撮影スポットとして人気みたいです。

【JR草津線】
再び貴生川駅で草津線へ(3/31 12:20@貴生川駅)
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12:17に貴生川駅に定時に到着しましたが、降りる際に一人ひとり運転手さんに料金を支払うので少し時間がかかりました。到着ホームの交通系ICカードのリーダーにタッチしてから階段を上って1番線に向かいます。乗り換える次の列車は草津線上り12:21発の柘植行きです。先に草津行きの下り電車が到着しました。4両編成の電車の一番後ろに乗り込むと降りる人が多くて空いていました。

三重県に入って柘植に到着(3/31 12:40@柘植駅)
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貴生川からは途中駅で部活帰りの高校生を数人ずつ下ろしながら20分ほどで終点の柘植駅に到着しました。柘植駅は三重県伊賀市にあります。草津線で唯一の三重県の駅で、関西本線と接続しています。電車は駅舎から一番離れた3番線に到着しましたが、1番線には関西本線下りの加茂行き、2番線には関西本線上りの亀山行きのディーゼルカーが停車中でした。

何もない柘植駅前(3/31 12:43@柘植駅)
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折返しの草津行きは13:01発なので少し時間があります。改札を抜けて駅前に出て見たら・・・・鉄道の要衝ですが駅前には喫茶店が1軒あるだけでお昼を買えるようなところがありません。お腹空いた・・・。券売機がないので窓口で入場券を買おうと思ったら、「昼休み中」の表示。ノンビリしていていいですが、お客さんいないんですね・・・。

折返し草津行きの出発待ち(3/31 12:47@柘植駅)
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3番線に戻って来た時と反対側の一番後ろの車両の一番後ろに自転車を置いて向かいのシートに腰を下ろします。ホームには鉄道ファンの人たちが写真を撮ったりして発車を待っていました。お腹が空いたので、愛知川で買ったきんかん大福を食べてみます。とっくに解凍されて柔らかくなっていました。小さな一口サイズの大福ですが、中のきんかんが甘酸っぱくて美味しかったです。

桜が満開の油日駅(3/31 13:06@油日駅)
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13:01に定刻通りに柘植駅を出発します。次の油日駅はホーム沿いに桜の木が並んでいて、満開の桜がとても綺麗でホームで電車と桜の写真を撮っている人が何人かいました。次の甲賀駅も桜が満開で写真を撮る人がいました。今回の旅はどこへ行っても桜が楽しめそうですね♪

【JR琵琶湖線】
琵琶湖線の新快速で琵琶湖を渡る(3/31 13:59@大津市瀬田)
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終点の草津駅には13:47に到着して、13:52発の琵琶湖線(東海道線)新快速の姫路行きに乗り換えます。瀬田川橋梁で瀬田川を渡って8分で石山に到着します。遠くに琵琶湖に架かる近江大橋も見えました。天気が良くなってきましたね。

【京阪電鉄石山坂本線】
石山で京阪へ(3/31 14:08@京阪石山駅)
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石山駅には14:00に到着。橋上駅の改札を抜けて右手に進むと広場に面して京阪電鉄石山坂本線の京阪石山駅があります。改札を抜けて階段を降りてくと鉄道むすめの「石山ともか」の大きな絵が迎えてくれました。
まずは14:08発の石山寺行きに乗ります。やってきたのは2両編成のワンマン運転の600形列車でした。急カーブが多いので短い15m車両なので小さく感じます。京阪石山駅を出発するといきなり大きく右にカーブして住宅街の中に入り、左右にカーブしながら進んで行きます。

石山寺で折返し(3/31 14:13@京阪石山寺駅)
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京阪石山駅から2駅、わずか4分で終点の石山寺駅に到着です。駅前には瀬田川が流れていて、駅名となっている石山寺まではここから参道が続いていますが、今回はお参りはナシで、すぐに14:18発折返し近江神宮前行きで折り返します。

大津京駅まではちょっと歩き(3/31 14:42@京阪大津京駅)
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京阪石山まで戻ってさらに先に進みます。東海道線を跨いで琵琶湖側に出て小さな駅にこまめに停まって行きます。JRとの接続駅の京阪膳所駅ではお客さんが入れ替わります。石破からは県道号線と並走して、浜大津からは三井寺の間は併用軌道となって路面を走ります。
京阪大津京駅には14:40に到着しました。ここから湖西線に乗って敦賀に向かうのですが、JR大津京駅までは少し離れています。歩いて5分弱でJRの高架に沿って歩いて行きます。目指す電車は14:55発の新快速敦賀行きですが、もし間に合えば14:48発の新快速姫路行きで京都回りで行きたいです。京阪大津京駅前の階段で輪行袋の肩紐が車体から外れて階段に自転車を転がしてしまったときは諦めかけましたが、がんばって歩いて行ったらなんとか姫路行きに間に合いました。

【JR湖西線】
京都からサンダーバードで敦賀まで(3/31 15:09@京都駅)
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敦賀とは逆方向の京都に向かう車内でJR西日本のおでかけネットで京都から敦賀までのサンダーバードの指定席を予約します。幸い進行方向右側の窓側席がまだ空いていました♪大津京から京都までは2駅10分ほどです。
京都駅ではいったん改札を出て入り直して0番線に向かいます。指定席は空いていそうなのに長い行列ができているところがあるなと思ったら自由席車両の行列でした。大きなスーツケースを持った外人さんたちが並んでいます。指定席を確保して正解のようです。

琵琶湖の眺めが楽しめる湖西線(3/31 15:35@高島市鵜川)
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サンダーバード27号は京都を出ると次の停車駅は敦賀です。わずか一駅ですが、50分間ノンストップで走ります。再び大津京まで戻ってくると、遠く右手に真っ青な琵琶湖の湖面が見えてきます。この先マキノまで遠く離れたり近づいたりしながら右手にずっと琵琶湖の景色を楽しむことができます。

敦賀駅に到着(3/31 16:04@敦賀駅)
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近江塩津駅の手前で高い位置から琵琶湖の北端を見送ると右手から米原からの北陸本線の線路がやってきて近江塩津駅で北陸本線に入ります。木ノ芽峠の下を長い深坂トンネルで抜けると福井県に入って新疋田を通過します。この先敦賀まで一気に山を駆け下りていきます。上り線はループ線ですが、下り線はそのままどんどん下って行って、16:01定刻通りに敦賀駅の3番線に到着しました。

【敦賀市内プチサイクリング】
走行ルート
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桜が満開の氣比神宮(3/31 16:21@敦賀市)
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敦賀駅前で輪行解除して、ここから市内を少し走ります。スタンプラリーのチェックポイントが敦賀港の敦賀鉄道資料館なのでまずは敦賀港を目指します。駅前のアーケードを通って次の信号で右折してしばらく走ると氣比神宮の東側に出ます。西側の大鳥居の方に回って、大鳥居の前で写真を撮っていきます。石灯籠脇の桜が満開でした。

桜が満開の敦賀鉄道記念館(3/31 16:27@敦賀市港町)
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氣比神宮前の国道8号線を北に向かい、次の「元町」交差点で斜め左に入って県道36号線を進むと突き当りが敦賀港に面して立つきらめきみなと館です。右折すると200mで敦賀鉄道記念館に到着です。目の前が桜並木になっていて、少し散りかけていましたが桜が綺麗でした。

ボードデッキ(3/31 16:29@敦賀市港町)
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鉄道資料館は昨年ゆっくり見学しているので中には入らず、スタンプラリーのチェックインだけ済ませてから隣の金ケ崎緑地へ。海沿いに敷設されたボードウォークからは敦賀港を一望することができます。海上保安庁の巡視艇などが港内に停泊していました。ボードウォークの中央部分は船の舳先のように海に突き出していて、ボードデッキと呼ばれています。ちょうど夕日が正面で眩しかった。。。

今年も花換まつり開催中(3/31 16:38@敦賀市金ケ崎町)
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桜が満開なので、金ケ崎緑地を出て赤レンガ倉庫の脇を抜けて金崎宮に向かいます。金ケ崎公園の駐車場にある駐輪場に自転車を停めます。駐車場の桜も見事でした。金崎宮の参道を歩いて行くと花換まつりの案内看板が立っています。昨年もちょうどまつりの期間中でしたが、今年は昨日(3/30)からやっているようです。2年連続に桜の名所に満開時期に訪れることができてラッキーです。

花換の桜の小枝(3/31 16:42@金崎宮)
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社務所では福娘と花換えの儀式をするための桜の小枝が初穂料500円で頒布されていました。本殿の左側の交換所で福娘さんたちと花換えできるのですが、ちょっと時間が遅くてもうやっていませんでした。残念!

金崎宮の能舞台(3/31 16:43@敦賀市金崎宮)
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階段を上ると正面に大きな能舞台があります。両行雑誌やwebサイトではここの写真がよく使われていますね。大きな桜の木があってとても絵になります。大きなカメラを担いで写真を撮っている人もいました。

金崎宮の本殿(3/31 16:43@敦賀市金崎宮)
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能舞台の右側を回って、その後ろにある本殿に参拝します。花換祭の大きな提灯が下がっていますね。奥に階段があって祭壇がありますが扉が閉じていました。御祭神は後醍醐天皇の子供の尊良親王(たかながしんのう)と恒良親王(つねながしんのう)です。「縁結び・恋愛成就」のご利益があるそうですが、戦国時代に織田信長が越前・朝倉氏に攻めこんだときに、浅井長政の裏切りにあって、「袋のネズミ」になることを浅井長政に嫁いでいた信長の妹のお市の方から小豆袋を送られて、窮地を脱した(金ケ崎崩れ)ことから、「難関突破」のご利益もあるそうです。

桜が満開の花換えの小道(3/31 16:48@敦賀市金崎宮)
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本殿を後にして左手に進むと「金ケ崎城址」の石碑が建っています。さらにその先に小道が続いていて、「花換の小道」という石畳の遊歩道が続いています。桜が咲く小道からは木々の間から敦賀駅と手前に広がる市街地と敦賀港を一望することができます。奥に進んで行くと月見御殿(つきみごでん)という南北朝時代の本丸跡まで歩いて行けるようになっています。

赤レンガ倉庫(3/31 17:03@敦賀市金ケ崎町)
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金崎宮を後にして駐車場の自転車まで戻ります。夕日を浴びた桜が綺麗でした。ホテルにチェックインする前に敦賀駅まで戻らないといけないのですが、赤レンガ倉庫前で写真を撮って行きます。1905年に建てられたこの赤レンガ倉庫は国の登録有形文化財に登録されていて、当時は石油貯蔵庫、数年前までは昆布貯蔵庫としても使用されてたそうです。内部は鉄道のジオラマとレストランが入った観光施設になっています。

ほぼ完成している敦賀駅(3/31 17:11@敦賀市白銀町)
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赤レンガ倉庫から氣比神宮の前を通り、本町交差点から裏道を抜けて敦賀駅まで戻ってきました。敦賀駅は外観はすでに完成していて、駅前広場も昨年9月にTSURUGA POLT SQUARE otta オッタが開業して、あとは来年の新幹線開業を待つばかりといった感じですね。駅の建物内にある観光案内所に行って、配布が今日までのスタンプラリーの景品をいただきました。スタンプラリーそのものはGW明けまでやっているのですが、景品の配布は今日までとのこと。明日小浜線のスタンプラリーやろうとしているので残念ですが仕方ありませんね。

お昼?を食べに敦賀ヨーロッパ軒駅前店へ(3/31 17:20@敦賀市清水町2丁目)
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今日の予定はすべてクリアしたので、駅前のホテルにチェックインしてもいいのですが、お昼を食べそこなっているのと、一度部屋に入ってしまったら出かけたくなくなるので、チェックイン前に昼飯兼夕飯を食べて行くことにします。どこに行こうか迷ったけど、結局去年も来たこのお店へ。中途半端な時間なので店内はガラガラでしたが、夕飯のお惣菜を買う人がひっきりなしにやってきていました。

オーダーはもちろんデラックス丼セット(3/31 17:25@敦賀市清水町2丁目)
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オーダーしてものの数分でやってきましたデラックス丼!味カツ、ミンチカツ、エビフライの3種類が特製ソース味付きで出てきます。おばちゃんに「ご飯大盛りじゃなくていいの?」って聞かれたけど、ボリューム満点なのでご飯は普通盛りで十分すぎです。福井のヨーロッパ軒総本店のソースカツと味が違うのはイカリソースとカゴメソースの違いらしいですが、どっちも美味しいです(笑)

ルートイン敦賀駅前にチェックイン(3/31 18:01@敦賀市鉄輪町1丁目)
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お腹がいっぱいになって大満足してホテルに向かいます。駅前のファミマで買い物してからチェックインします。部屋はポンタルートインカード会員向けの無料アップグレードでシングルからコンフォートシングルへアップグレードされています。部屋へは自転車持ち込みオーケーなのでそのままエレベータに乗って9階のお部屋へ。
昨年は敦賀駅を見下ろすトレインビューでしたが、今回は市街地側が一望でき、写真中央に写るマンションの左側にはわかりづらいですが気比の松原付近の海も見えていました。

部屋から見た敦賀の夜景(3/31 18:58@ルートイン敦賀駅前)
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早速大浴場に行ってゆっくりお湯に浸かります。お風呂に入っている間に洗濯してしまいます。お風呂から上がってくるとだいぶ暗くなっていて、東横インの右に手に見える山の中腹に明りが並んでいるのが見えました。あそこは夕方行った金崎宮で、この花換まつり期間中は夜桜見物用にライトアップされているそうです。今日は暖かいので夜桜見物もいいですね~
乾燥機を回している間に、明日の輪行に備えて輪行態勢を整えておきます。明日は電車と自転車を繰り返すのでちょっと大変で、しかも朝が早いです。幸い朝食は6:00~なので、早く動き出すにはありがたいですね。明日は三方五湖のごこいちです。楽しみ!


~~~2日目につづく~~~


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プロフィール

まこた

Author:まこた
鶴見川CR下流鷹野大橋付近に棲息しています。超デブなままでブルベに参加して、2010年~2017年と8年連続でSRを取得しました。でも相変わらずデブはデブなんで登りは激オソで坂は大キライです(^^ゞ

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